北海道の民放ラジオ局、STVラジオで一部の時間帯に使われている時報音を再現してみました。
ラ単音の本鈴の前に短いオリジナルメロディが流れるのが特徴です。
【時報前メロディ:拾いもの音源を高音質化加工、本信号音(本鈴)周波数:880Hz】
※モノラルAM音質からの加工ですので、音質は期待しないでください...
信号音の作成には「TrueWave 20090602」を、信号音編集には「Audacity」を使用。
スマートフォンの時報アプリ用音源にどうぞ。
≪STVラジオについて≫
北海道放送株式会社(HBC)に続いてテレビ放送を開始した札幌テレビ放送株式会社(STV)のラジオ部門として1962年12月に開局し、その後2005年10月にSTVが100%出資する子会社「株式会社STVラジオ」としてSTVから分離独立。
北海道唯一のAMラジオ単営放送局、全国ネットワークはNRN(文化放送とニッポン放送が主幹局)単独加盟。
日本国内でテレビ単営局が直営AMラジオ局を後から開局させ「ラテ兼業局」になった事例はSTVのみ。
そのため、テレビ親局のコールサインとして既に付与されていた「JOKX」をそのままラジオにも使用せず、新たにラジオ親局用として「JOWF」の別コールサインを付与されて開局した経緯がある。
当時はコールサインの末尾「X」がテレビ単営局向け、末尾「R」と「F」がラジオ単営局・ラテ兼業局向け...と厳密に振り分けていたかららしい。
(※但し網走局の「JOVX」は例外中の例外。網走局はコールサインがラテ兼用だったため、結果的にこのような事態に...)
【札幌】(親局) JOWF 1440kHz 50kW
室蘭 1440kHz 3kW
苫小牧 1440kHz 1kW
【旭川】JOWL 1197kHz 3kW
名寄 1197kHz 1kW
稚内 1197kHz 1kW
遠別 1197kHz 1kW
留萌 1197kHz 100W
【函館】JOWN 639kHz 5kW
江差 882kHz 1kW
北檜山 882kHz 100W
【帯広】JOWM 1071kHz 5kW
【釧路】JOWS 882kHz 3kW
【網走】JOVX 909kHz 5kW
遠軽 909kHz 100W
【北見】JOYS 1485kHz 100W
【根室】JOXS 1062kHz 100W
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